【あなたは人生に感謝ができますか?】佐々木正美児童精神科医
〜一生 役立つ『こころの財産』〜
※エリクソンの心理学に教えられた『幸せな生き方の道すじ』
第1章 【人は最後に『人生への感謝』を問われる】ー老年期
•感謝ができる人は、危機感を持たずに死んでいける!
•老年期、56歳以降のテーマは『人生の統合』『人生の完成』を!
•どんな生き方をすれば、最後に感謝できるのか?〜自分の死ぬ時に感動できること!
•人生に感謝できる子どもを育てる方法は〜幼い頃に溢れるほどの愛を注いだ両親の育て方だ!
第2章 【人間の生涯には8つのテーマがある】
※乳児期、幼児期、児童期、学童期、思春期、青年期、成人期、壮年期、老年期のライフスタイルを考えること!47頁に図表
•50代、人生の締めくくりは8つめのテーマ
•もっとも重要なのはひとつめ、乳児期のテーマ!
第3章 【母に愛されて、こころが生まれる】ー乳児期
•子どもと孫を、私たちはどう育てていけばいいか?
•0歳〜2歳のテーマは『基本的な信頼』を抱くこと〜人を信じることができると、自分を信じることができる!
•母の役割と父の役割ははっきりと違う〜育児の主役はお母さんで、お父さんとお母さんを同じように感じとっている子どもはいない!
•子どもに笑いかけることの大きな意味〜子どもが幼い頃には、その子のことを一方的に喜ばせてあげるのが大切ですが!
•子どもを喜ばせれば喜ばせるほど、情緒豊かになる!
•人生で大切なことの殆どはこの2年間に育つ!
•私は育児ほど創造的な仕事を、ほかに知らない!
•そして、育児不安ほど悲しい言葉は、ほかにはない!
•信頼は絶対音感と同じで、あとで得るのは難しい〜無条件の愛情によって、基本的信頼が生まれ、愛情が形成されます!自分の価値を知ること、自尊心を身につけることの基盤が出来上がります!
第4章 【愛されながら。自信をはぐくむ】ー幼児期
•2歳〜4歳のテーマは『自立性』を身につけること
•信頼感を育ててから、しつけをする
•しつけとは、大人が自分たちの文化を子どもに教えること
•親は『木の上に立って見ているもの』
•人間は他者との関係の中で成長する
•いじめっ子よりも、その子を育てた親の責任が重い
第5章 【遊びの中で、挫折と成長を経験する】ー児童期
第6章 【授業時間よりも休み時間に多くを学ぶ】ー学童期
第7章 【仲間を鏡にして、自分を見出す】ー思春期・青年期
192 引きこもりの人が全国に70万人以上、予備群が150万人もいる事実!
※引きこもりの子どもは誰が育てたのか?
※日本の母子は愛着は弱いという指摘がある!
第8章 【結婚に人生をかけ、価値を生み出す】ー成人期 日本は、世界一孤独な国になってしまった!
※自由な生き方をしてきた結果が孤独だった!
※人間の本当の幸福というのは、人間関係のなかにしかない!
第9章 【過去と未来をつなぐ架け橋になる】ー壮年期
※子どもに大きな財産を残すの?残すのは、精神的・文化的な遺産がいい!
※人間関係の連鎖、世代性の中で、繋がりの中で倫理がうみなおされ、それが継承されていく!
※祖父母から両親、子どもへと倫理は引き継がれる!
※幸せな生き方とは、感謝ができるということ
※大切なのは時間やお金ではなく、健康なこころ!
■上記は佐々木正美児童精神科医の書かれた文章ですが、25日で4歳になる愛結(めい)ちゃんと、2歳の真愛(まお)ちゃんに、何を残すのか、何を残してはいけないのかを考える素晴らしい内容の本でした‼️