【毒親】中野信子脳科学者 医学博士著
〜毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ〜
★ 家族の悩みはあなたのせいではない!
★ 子は生まれながらにして子ですが、親は生まれながらに親ではありません。
★ 『子どもの頃に感じたこと・・・』
⚫︎ただ優しくしてほしかった
⚫︎モノのように扱わないでほしかった
⚫︎ バカにしないでほしかった
⚫︎ 親のエゴのために自分を利用しないでほしかった
⚫︎ もっと愛してほしかった
⚫︎ ただ抱きしめてほしかった
★人間は、生後6か月から1歳半までの間に、対人関係の基礎となる型を、親との関係の中で身に付ける!
第1章【子を妬む母】
18 毒親➡︎心理的なネグレスト、精神的な虐待、過度の過干渉〜親に愛されたかった、もっとわだかまりなく親に感謝したかった。無条件で愛されていると思いたかった。
※子が自分の意思で行動することが一切許されず、親の意図した通りに振る舞うことが半強制的に誘導されているのだとしたら・・・
※ 誰にも理解されないであろう息苦しさを、一生背負っていかなければならない理不尽に、どうやって耐えていったらいいのだろう。絶望的な気持ちになってしまう。
※ 親に対して憎しみや恨みの感情を持つ自分自身に悩み、後ろめたさを感じて生きている多くの人。
※ 親のために『優等生』でいなければならず、一番でなかったり、注目されていなかったりすると不安でたまらなくなってしまう人。
※ 日々生きていく中で感じる心の軋みや苦しみが、親子関係に端を発している可能性は高い。
24 親の価値観から抜け出せない➡︎何かをしようとすれば、必ず親に言われた何事かが蘇る、親から受けた行為を思い出してしまう、親の顔が目に浮かんだしまう・・・。
※毒親とは、『自分の中にいるネガティブな親の存在』かも。
※日本では子育ては多くの場合は母親が担っている場合が多い。
※ 母価値観を重視して生きることが最も安全である子が判断すれば、母に合わせ、社会とのずれがあるまま生きるという選択をすることになる。
33 注目される母子関係➡︎
41 子と競う母➡︎
45 コントロールする母➡︎
64 母と娘は友達じゃない➡︎
第2章【愛し方がわからない父】
72 父子関係のモデルが消失した時代➡︎家にあっては父としてどう振る舞って良いのかわからない、妻との関係がギクシャクして家に帰りたくない父。シングルマザーも増えるばかり!
76 子どもの可能性をつぶす➡︎
78 子の『勉強』は誰のため➡︎
82 子の時代が長いという弱点➡︎
94 父との関係の失敗による認知のゆがみ➡︎
96 性的虐待➡︎
98 仲良し家族が素晴らしいという幻想から自由になるために➡︎本当の絆は、他人から見えるものではないし、他人が評価することもできない。
第3章【愛が毒に変わるときー束縛する脳】
111 愛着の傷➡︎
115 家族がつらい➡︎
118 殺人事件の半数は親族間で起きている➡︎
122 変わりつつある家族の形➡︎
130 『自己犠牲を尊ぶ』という武器➡︎
134 健全な社会生活を営むために必要な『社会脳』➡︎
第4章【親には解決できない『毒親』問題】
144 毒親育ちは毒親になってしまうのか➡︎山本は祖父からの身体的・精神的虐待があり、心に3つの心の傷ができて、35 歳頃までは死ぬほど苦しんだが、自分自身で心の傷を癒すことができて今があります‼️
※リズ・ブルボー先生、ジャン・ポルスキー先生、小林正観先生5冊の本を順番通りに読み、更にガユーナ・セアロ(日本人)先生との出会いで心の傷を癒せた事実‼️
153 毒親が傷つけるもの➡︎
155 子どもの脳を萎縮させる『暴力』➡︎
159 愛情遮断症候群の世代間伝達➡︎
166 自分を知るための『毒親』という指標➡︎
168 自分を育てなおすー毒親育ちの宿命から解放されるには➡︎
■ 上記は、気鋭の脳科学者中野信子医学博士が書かれた【毒親】860円の本ですが、毒親で悩んでいる人、毒親にならないために、読んでほしい本でした!!