【がん治療 新時代の指針】星野泰三医学博士&吉田朋子共著
〜がんの種類は患者さんの数だけ存在する〜
★ネオアンチゲン、ゲノム解析、免疫チエックポイントは‼️
★次々に解明されるがんの特性、弱点、メカニズムをわかりやすくイラストで解説!
★標準治療ではどうすることもできなかった難治性がんに対して、一人一人の患者さんのプライベートワクチン、最適化治療が切れ味鋭く攻撃して駆使する?
はじめに 【個別治療の時代がやってきた】
★ネオアンチゲンとは、個別的であり、患者さんごとに作成するプライベートなワクチン、その効果や反応は強く速いので、治療用ワクチンとして適している反面、使用法に注意が必要です。
第1章【プレシジョン・ステップ①】〜最適化の前にまず知っておくこと
① 樹状細胞の元気を回復する➡︎
② リンパ節の異常は免疫が戦う準備に入ったことを意味する➡︎リンパ節(線)は道の駅。リンパ節は抗がん免疫の重要な基地!
③ ヘルパーT細胞はリンパ節の中の信号機➡︎
④ がんの目印に突進するキラーT細胞➡︎キラーT細胞は、頼もしい戦闘員
⑤ がんがなかなか治らない3つの罠➡︎❶ ブレーキ(免疫チエックポイント) ❷消火ロボット(免疫抑制細胞はがんの手下?)) ❸ 消化剤(免疫抑制ホルモン)
⑥ がんを守る分厚く強靭な壁➡︎がん細胞を取り囲む毒化・活性化する壁!
⑦ がんと免疫細胞の変異➡︎
⑧ がん戦争は情報戦である➡︎
第2章【プレシジョン・ステップ②】〜がんを知り、がんを駆逐する戦略
① 樹状細胞の治す力を再教育する➡︎
② チームT細胞のがん撃退能力を上げる➡︎温熱療法で活性化させる他
③ 樹状細胞の正確な情報とキラーT細胞のがんへの攻撃力➡︎
④ 新生ペプチドを探せ!➡︎がんの目印(ペプチド)
⑤ 姿を変えるがんに対抗する
⑥ がんを治すためにはまず壁をぶち壊す
⑦ ペプチドを有効に使え!
第3章【プレシジョン・ステップ③】〜がんの悪巧み、策略を全て取り除く
① 坑PD–1抗体ががん治療を変えた!➡︎ 当院では、混合型リンパ球治療、特殊型リンパ球治療、超特異型リンパ球連射治療等を行っています。
② がんが悪用する免疫チエックポイント
③ 免疫抑制を解除せよ!
④ ペプチドワクチンをしっかりがんに刺し込む
⑤ ⑥
第4章【プレシジョン・ステップ④】〜がんの壁を破壊し、がんの力を削ぎ、がんを叩く
① がん治療はここまで進化した
② がんの分厚い壁がここまで進化した
③ ④ ⑤
第5章【プレシジョン免疫治療の成果】〜ある朝、がんがすっきり消えていた!
126 症例❶ 卵巣がん
130 症例❷ 下部食堂線がん
134 症例❸ 右鼻腔がん・多発性肺転移
138 症例❹ 腎臓がん・肺転移・体表部転移
142 症例❺ 歯肉がん
あとがき・・・がんもウイルスも自分自身の免疫力で封じることができます‼️
※がん細胞はとても、ずる賢く、生存能力が高い性質を持っている!
※変貌自在に厳しい環境に適応し、攻撃されれば自分を守るためにあらゆる工夫をする!!
※ がんと正常組織はお互いに切磋琢磨して、ある時は共存、ある時はどちらかが優勢になりながら、流動的に力関係が変化しています!
■ 上記は、最新のがん専門医である星野泰三医学博士と吉田朋子さん共著の【がん治療新時代の指針】1,500円の本ですが、医学の専門書でした‼️