【日本人はカロリーオーバーなのに栄養失調】内海聡医師著長文
日本人をはじめ先進国の人たちは、カロリーオーバーなのに重大な栄養失調になっています。
★その理由はまずは【ジャンクフード】、食品添加物がたっぷり入れられたスナックやお菓子やファストフード、コンビニのお弁当やお惣菜などです。
「ハンバーガーやお弁当なら、肉や魚、野菜だから栄養も含まれているでしょう?」と思ったとしたら大間違い。
あんなものに栄養を求めること自体、じつはバカげているといわねばなりません。
ハンバーガーだろうがお弁当だろうが、出来合いのものに使われている素材の大半は、さまざまな毒にまみれた劣悪品で、栄養などほとんど望めません。
★そしてカロリーはあるのに栄養はカスカスの食品の二つめは、【精製された食品】です。
白い砂糖、白いごはん、食パンやパスタ、ラーメンやうどんなどの白い小麦製品、これらはただの「糖質のカタマリ」であり、じつは非常に栄養価の低い食べものです。
米や麦は、外皮にこそビタミンやミネラルが含まれています。
だから玄米や雑穀が推奨されているのですが、その玄米や雑穀も摂り過ぎれば所詮炭水化物に過ぎません。
黒砂糖もてんさい糖も三温糖もはちみつもシロップも、所詮「シュガーイズシュガー」に過ぎません。
和食推奨的な食べ方でも「まごわやさしい」といって、いろんなものを食べることを推奨しているのに、いつのまに菜食が体にいいという嘘が蔓延ってしまったのでしょう?
★近年は『野菜の栄養価がみるみる低下』している点も見過ごせません。
これは農薬野菜があふれているからですが、では肉や魚はどうなのでしょうか?
ここも多くの人がすでに間違っています。
★まず『畜産肉も育てられ方』を考えなければ毒まみれで栄養素が低いです。
また肉や魚となると古代民族が参考になるわけですが、彼らは多くを生で食べもしくは蒸し焼きや包み焼きや直火で焼いて食べます。
これは栄養をそのまま摂取しながら実はカロリーは低めです。
ジビエは毒が少なく栄養豊富ですが昨今は放射能の問題があります。
現代において特に肉がカロリーが多いと忌避されるのは、『油を使いすぎ』であり、そのいためたり揚げた油は、最悪の油にかわってしまっていることを考慮しなければ意味ありません。
それもあり私は肉や魚は刺身やレアで食べることが多いです。
★脳の食欲中枢をもっとも刺激するのは【糖質】であり炭水化物、それは朝食べないと元気が出ないなどという、生物にはあり得ない錯覚をもたらします。
★朝食べないと元気が出ないというのは典型的な低血糖症であり、欧米型の「高脂質、高たんぱく質」がダメというのは、揚げ物やバーベキューのような変性した油やタンパク質が悪いのであって、そこが日本食にとって一日の長があることを考慮しなければいけません。
しかし日本食はタンパク質や脂質が少ないこともあって、結核などの発症が多く死因の第一位でもありました。
日本人は肉食禁止令があったので肉を食べていなかったというは嘘であり、きじ、猪、鹿、馬などを食していました。
つまり糖質過剰にならずきれいなたんぱく質と脂質を多めにすれば、食欲中枢は破壊されず低血糖症にもなりにくく、結果的に食べる量が減りカロリーも増えすぎず、栄養はちゃんと摂れて腹持ちもよくなります。
GI値の高いものを食べなければ、なかなか三食なんてお腹いっぱいで入りません。
血糖が上がらないし質がいいものを食べれば美味しくて満足できるし、栄養素もしっかり入ってきて吸収率も高まります。
★よく自然食などを買うと値段が高くつくなんて言っている人がいますけど、『二食』にすれば食材費は1.5倍にできますし主婦も二回作るだけで済みます。
量より質で○○食○○食といっているより、昔に近いものを美味しく食べる方が結果的に健康になれると思いますよ。
上記は内海聡先生が書かれた文章ですが、減らしたい食べ物・増やしたい食べ物があり、山本は【まごはやさしい】を中心にした和食中心にして欧米食は減らして、キレイな血液を作り超健康体を作りましょう