【『大人の引きこもり』見えない息子と暮らした母親たち】臼井美伸著
〜同じ家に住んでいながら、10 年間姿を見ることはなかった〜
『普通に生きてほしいだけなのに』現在、国内に61万人と言われている中高年の『引きこもり』。母親にできること、母親がしてはいけないことは何か。元・引きこもりの子を持つ母親たちが振り返る『親子再生問題』
第1章【引きこもりの息子と母親たち】
14 ケース❶ 座敷牢のような部屋で10 年間引きこもり。サポートの人の訪問に、カーテンの陰で『ごめんなさい』と震えていた息子。林田美佳(70 歳)
38 ケース❷ 引きこもりの息子は、車の音や人の声がするたびに窓を開けて大声で怒鳴り散らすように。両親が家にいられなくなることもあった。三上世津子(62 歳)
66 ケース❸ 長男は高校生のときに登校拒否になり、そのまま13 年間引きこもり。叫びそうになったり気が狂いそうになるのをじっと我慢して時が過ぎるのを待っていた。松浦千賀子(72 歳)
84 ケース❹ どんなアルバイトをしても続かない息子。部屋の壁に穴を開けることもあったが、『壊れていく』寸前で救ってもらった。布施早織(62 歳)
102 ケース❺ 小さいときはわんぱくで社交的。成績優秀で、名門校入り間違いなしと言われた息子が、まさか引きこもりになることは想像もしなかった。下平三喜子(68 歳)
124 ケース❻ ゲーム依存になり、大声を上げるようになった息子。家のご飯を食べなくなり、9年以上部屋に引きこもったが30歳になる節目に、新しいサポートに賭けてみた。今泉芳美(60 歳)
第2章【母親たちにできることは何か】
178 母親にできることは限界がある
181 持てない母親が多い
184 母親たちの敵
188 子離れできない母親
191 母親を許せない人
193 父親という壁
195 親の期待が子どもの力を奪う
201『引きこもり』はどういう人か
203 子どもを殺して私も死にます
213 引き出した後の『居場所』とは
215 誰に助けを求めるか
218 母親が気をつけるべきこと
221 親にしかでkいないこと
上記は、臼井美伸さんが書かれた【『大人の引きこもり』見えない息子と暮らした母親たち】1,500円の本ですが、日本中に100万人(中高年の人は61 万人)以上の引きこもりの人が苦しんでいる事実