【日本の教師に伝えたいこと】大村はま著
〜1906年生まれの伝説の教師に学ぶ〜
【いきいきした教室とは】
⚫︎ 単なる明るい教室、元気のいい教室、ハイハイ、ハイハイと手をあげている教室ではない!
⚫︎ ひとりひとりが、それぞれに、確実な成長感という実家が持てる教室を!
⚫︎ そこで仕事をしている教師その人が、その教室で成長している教室を!
⚫︎ あり合わせ、持ち合わせの力で、授業をしないこと!
⚫︎ 何事かを加えて教室に向かい、何事かを加えられて教室を出たい!
【言いたくないことば】
⚫︎ まず『何をしなさい』という言葉をやめること!
⚫︎ 姿勢をよくしなさい、もっとよく考えなさい、勉強しなさい、きれいに書きなさいなどは、教師がこうなったらいいと願っていることを『なさい』という言葉をつけて子どもに言っているが、専門家の教師としては、大変みっともない気がする!
⚫︎ 『なさい』と言いたいことを、そう安易に言わないで、自然に子どもにさせてしまう人、そういう人が教育の専門家らしいだと思います!
【言葉・語いの学習】
⚫︎ 漢字を使いこなせるようにすることは、国語科の教師の大事な仕事ですが、漢字を一生忘れないように教えない教師は困ります!
⚫︎ 漢字の学習といえば、漢字のベタ書き、何べんも何べんも書かせる、たくさん書かせる教師が殆どだが、私はやらなかった!
⚫︎上記の教え方は、教師の私の良心が許せなかった!
⚫︎ 『どういう時のことを忘れないか』を考え、心に刻まれると忘れない!
⚫︎ 漢字一文字を子どもの頭に入れるとき、あり場面があり、感動とまでいかなくても、面白いと思う。珍しいと思う。感心と、心が動く!
・山本は、『食』という漢字は、人に良いと書かれている。
・噛むは、口があって、アゴがあって、米があって、止めると書かれている
・朝という漢字は、十月十日と書かれていて、生命の誕生が朝パッと感謝して起きると!
・親という漢字は、木の上に立って見ると書かれている!子どもに対して、高いところで子どもの成長をいつもいつもみている!
上記は、【継続は力】という言葉を日本中に伝えた伝説の教師、大村はま先生が書かれた【日本の教師に伝えたいこと】900円の本ですが、子育て真っ最中のお父さんお母さん、教師、すべての大人が読む必要があると思いました