成功法則【5%の5%の仲間入り】への道No.2,705

水野南北 開運の極意】類をみない権威者203c.png

〜江戸時代の超有名人、門弟は600人以上〜

人の運 不運 寿命はみな食べ物・飲み物が大事では?

水野南北は、一生涯、唯、麦を一日一合五灼だけとし(現代では玄米一日一合から一合五灼)、酒は大好きだが一日一合と定めた!開運幸福長寿を得られた203c.png

人間一生の吉凶は皆只その人の飲食による。恐るべきは飲食である。つつしむべきは飲食である!

飲食が分限(もちまえ)より少ない人は人相が悪くても吉であり、相応の福分(しあわせ)を得、長生きし晩年幸福である!

◉飲食が分限より多い人はたとえ人相が良くても何事も順調に行かず、手遅ればかりで生涯気苦労が絶えず、晩年不幸せである!

◉少食で、厳しく定めている人は、たとえ貧乏していても悪い人相であっても相応の幸せがあり、長生きして何事も大抵不自由することなく、晩年幸せであり、ひ弱そうに見えても病気をすることはない!

大食であっても、その上量も時間も決まっていない人は問題外で一生運は良くならず、ついに家庭を壊し、病気になる!

飲食に定めがあっても時々少しでも多かったり少なかったりすると、収入もまた多かったり少なかったりする。

飲食が一定していて変化がないと収入もまた一定して変化なく、ただ食事を一定して厳重に守るのが良い!

寿命の長い短いは、ただ人相だけでは定めにくく、平常の食事の量を調べて占うと万人に一人の失敗もない!

病気のない吉相の人であっても若い時から毎日ぜいたくな食事の人は年をとって胃腸の病気になる!

毎日仕事に精を出すだけでは立身出世するものではなく、一所懸命、倹約して、大食をつつしみ、少しでも天から頂いている食物を延ばしそれを基礎として立身出世を計るより他はない。

飲食に贅沢三昧をし、したい放題をして、立身出世を望むのは大馬鹿者だ!

返す返すも飲食を慎むことが第一です!

◉厄年に大難の相があってもいつもおごった食事をせず、厳重に定めている人は厄を逃れる。

酒や肉を多く食して肥え太った人は、一生涯、出世発展することがなく、慎まないと晩年不幸せである!

◉自分がのちのち、立身出世しようと思うならば、まず第一に食を減らして厳重に定めること。

これができない人は生涯立身出世の見込みがない。

繁盛している家の運が尽きて潰れようとしていても、もし跡継ぎの主人がその食事を減らして厳重に守ると、収入が自然に延び、家運は栄える!

たとえ貧乏で苦労の多い人相でも、自分自身で、貧乏人らしく粗末な物を食べ、これを厳重に守り抜くときは、自然に貧しさから抜け出して相応の財産ができる!

これを自福自得という!

普通、『気が強い』というのは、ただ強気一方で、がむしゃらに非道を押し切ってするのを言う。酒や肉を、たらふく飲み、たらふく食べて、いかにも元気強そうに見栄を張るのは、本来、天理に背くもので長くは続かない。慎みがあって、そうして身を立てる人であってこそ、始めていついつまでも長続きする!

たとえ千日千夜祈ったとしても、そこに誠がなかったら、決して神明には通じない。もし誠をもって祈ろうと思うならば、自分の命を神に捧げよ。

飲食h、わが命を養う本であり、飲食を捧げることは、自分の命を捧げるのと同じである。

神は正直な人の頭(こうべ)に宿られる。

濁ったものは受けられない。

普段3椀であれば、毎日お膳に向かって、自分の信ずる神仏を心に思い祈るならば、どんな願いでも叶えられないことはない!

◉一つの道に秀れているものは、たとえ慎みが堅固であったとしても、天は更に困窮を与えられることがある!

小人は心すぐに乱れて慎みを捨て、天を恨むので、一生ふらふらして目的を達成することはできない。

たとえ小人であっても飲食を慎んで、厳しく決めると心は乱れない!

心が乱れなかったら、そのうちきっと目的を達すること疑いなし!

だから先ず飲食を慎み、その他どんなことでも善いということを実行して天運を待っているがよい!

運はめぐる!

自分で一度善いことをすれば、その報いは必ず自分にまわってくる!

天地法則である!

◉飲食を慎んでおると、心も体も健康で、気が自然に開けてくる!

必ず三年は慎んでみなさい。

それで、もし運が開けなかったならば、

世界に神様はおられない。

◉人相の善い悪いをはっきり知ろうと思えば、必ず自分の飲み食いを慎み、一切の無駄をなくし、三年続けたならば、人相の善し悪しは自然にはっきりする!

私はいつも実行して、自然の善し悪しを自分で十分に納得してからみんなの人相を判断した。

これが占いの大道できる!

私の相法皆伝の極意は、決してこのほかには何もない!

『食はその人の運命を左右する』