【苦の本質は、自分の思い通りにならない場合】はっ!と気付くいい話 著
◉「自分が思いどおりにしたいのにそれが叶わないこと」と釈迦は見抜いていました。
◉自分の思いどおりにならない場合、西洋的な価値観では人の何倍も努力をして、自分の思いが実現するまで頑張りなさいと教えこみました。
現代の日本の教育はほとんどがそこに立脚しています。
しかし
◉体をこわしたり精神を病む人が多くなり、自分の人生が何のために存在するかが分からないという人も増えてきました。
◉人に抜きん出なければならないと上に上がらなければならないと、思い込まされているということに、そろそろ気が付いた方がいいかもそれません。
◉人は、何のためにこの世に生まれてきたかというと喜ばれる存在になること。
人間の間で、人の間で喜ばれる存在になること。
そのためにこの世に生を受けました。
◉思いどうりにならないことが目の前にある場合に、西洋文明な解決方法とは別の方法があります。
◉それは、「思い」を持っていて、その思いどおりにならないことを、思い通りにしょうと思うから生ずるのです。
従って、悩み・苦しみは、受け容れた瞬間から消滅するのです。
◉生まれること、老いること、病むこと、死ぬこともそのまま受け容れる。
そうすると、悩み・苦しみから遠ざかることができます。
悩み・くるしみを持たなくて済むことができます。
◉宇宙に、地球に、すべてを委ねている人、静かに淡々と暮らしている人ほど悩み・苦しみは少ないのです。
◉釈迦が言った
「受け容れることで楽になる」ということは、突き詰めていくと、感謝するところまでいく、ということになるのではないでしょうか。
◉今、置かれている状況そのものが、実はありがたさに満ちているのではないでしょうか。
目に見えること。
耳が聞こえること。
呼吸ができること。
食べることができること。
自分の足で歩けること。
話ができること。
ありとあらゆることを全部
受け容れた瞬間から感謝になるのではないでしょうか。