日本一短い『母』への手紙】福井県丸岡町
〜一筆啓上〜
『一筆啓上賞』に寄せて
黒岩重吾〜感動に喜び➡︎人間が持つ母への叫びが、短い文章の中に様々な表現で表しているし、読みながら胸が熱くなった!
俵万智〜手紙だからこそ➡︎人生のなかで、おそらく最も身近な、母親という存在。だからこそ照れくさくて、面と向かって言えない言葉がある。だけれども何とかして、伝えておきたい言葉がある!
時実新子〜本音に打たれる➡︎
中村梅之助〜御一緒に母への感謝➡︎
森 浩一〜ほとばしるお母さんへの想い➡︎
【一筆啓上賞(郵政大臣賞)】
お母さん、雪の降る夜に私を生んで下さってありがとう。もうすぐ雪ですね(天根利徳 大阪府51歳)
『私、母親似でブス』娘が笑って言うの。私、同じ事泣いて言ったのに。ごめんねお母さん(田口信子 群馬県38歳)
母親の 野太い指の味がする ささがきごぼう 噛まずに飲み込む(鶴田裕子 山口県21歳)
絹さやの筋をとっていたら 無性に母に会いたくなった。母さんどうしていますか。
お母さん。ぼくの机のひき出しの中にできた湖を のぞかないで下さい。(李 越 福井県11歳)
お母さん、私は大きくなったら家にいる。『お帰り』と言って子供と遊んでやるんだよ。藤田麻耶 9歳)
お母さん、もういいよ。病院から、お父さん連れて帰ろう。二人とも死んだら、いや。(安野栄子 千葉県44歳)
【秀作】
あの人と幸せでしょうか、お母さん。父さんは、無口を通し逝きました。(伊勢 岬 長野県45歳)
今でも弟の方が気になるかい。もうどちらでもいいけど。今はもういいけど。(川越俊夫 京都府44歳)
離婚、賛成します。お母さん、今まで本当にありがとう。もう、耐えないで!(倉富洋子 東京都31歳)
お母さん生きていて。私は古稀、命ある限り探します。現世で一目逢いたい。(須藤柳子 千葉県71歳)
母ちゃん。泣きたいよる、決まって母ちゃんが夢に出てくる。背中を押してくれる。(高田郁 兵庫県33歳)
若い日あなたに死ねと言った。あの日のわたしを殺したい。(八木達也 岩手県32歳)
【特別賞(北陸郵政局長賞)】
【母を想う(審査発表会場にて)】
【佳作】
【どれもが優秀作品〜記憶に残したい作品 森 浩一】
■ 上記は、全国から32000通作品以上の中から選ばれた【日本一短い『母』への手紙】520円の本ですが、母の日に・・・