【EDは、脳梗塞・心筋梗塞への前兆だ】松田麻美子著
〜山本式では、減塩すると、全身に血液が届かず、甘い物が全身の筋肉を緩めるのでED・脳梗塞や心筋梗塞に〜
✴️山本式健康法では、減塩する必要がない天日海塩の活用でED・脳梗塞や心筋梗塞を予防と約４０年前から言ってきたし、実践してきた‼️
ひと月あまり前になりますが、NHKの『おはよう日本』で、「ED(勃起障害)：命にかかわる病気のサインかも！？」という見出しで、EDのサインに注意を払うよう警鐘を鳴らしていました。
「日本でも遅ればせながら、やっと」という思いで私はこれを見ていました。
最近このFacebookに男性のみなさんもかなりVisitしてくださるようなので、機会があれば、この件、コメントしてみたいと思っていましたが、機会がないままひと月以上経過してしまいました。
そこで今日は、男性のみなさんばかりか、女性のみなさんにも、EDについて、日本のメディアやインターネット情報では得られないことを記したいと思います。
私は１０年余りも前からこれについて警鐘を鳴らしてきたのですが、私が女性であるためか、また、私のお話に耳を傾けてくださる人の多くは女性たちのためか、私のメッセージはなかなか男性のみなさんには伝えられませんでした。
日本の成人男性の4人に一人、50~60代では2人に一人がEDだと言われています(※)。
(※）日本臨床60【増刊号6】：200-202,200）
もはやEDとは何か知らない男性はいないでしょうが、EDは心臓発作や脳梗塞の最もわかりやすい危険信号であるということを知っている人は少ないかもしれません。
元シカゴ衛生局長官で、現在はクック郡立病院（シカゴ）の医務部長を務める泌尿器科医、テリー・メイソン医学博士は述べています。
「EDは炭鉱のカナリアのようなものだ」(※)
(※）http://thechart.blogs.cnn.com/…/17/erectile-dysfunction-
the-leading-indicator-of-heart-disease-in-men/
EDはペニスだけの問題ではなく、心臓や脳を含む全身の血管にまで血流障害が広がっていることを示唆しているのです。
血流障害は血管の内側を覆っている「内皮細胞」の機能低下によって起こります。
健康な血管は、内皮細胞の働きによって、「血管の弾力性が保たれています。血管を広げ血液がサラサラと流れるよう維持され、血管と血液細胞が粘っこくならないように保持されているのです。
EDの人はペニスの血管が弾力性を失うことで血管の拡張が妨げられ、さらに血管と血液細胞の粘着性も増して、血流が妨げられている状況にあります。すなわち動脈硬化です。
ペニスには、ほかのどの部分よりも単位体積当たりの内皮細胞が多く存在しています。そのため心臓や脳の血管に動脈硬化が発見されるよりもずっと早く、異常が現れるのです。
EDのトラブルはバイアグラのような薬によって解決可能ですが、将来の心臓発作や脳梗塞のリスクを減らす役には立ちません。
EDの根本原因を取り除かない限り、血管の動脈硬化は進行して行きます。その先にあるのは、心臓発作や脳梗塞です。
ED の根本原因は、血管を詰まらせるような食習慣やライフスタイルです。脂肪や食事性コレステロール（食品に含まれるコレステロール）を多く含む食事をすると、内皮細胞の機能は瞬く間に低下します。血管が弾力性を失い、正常に戻るまでには6時間もかかります(※)。
(※）Clinical Cardiology, Vo.22, S2:Ⅱ34-Ⅱ 39:1999
このような食事を一日３食している人は、内皮細胞機能が正常性の正常回復がむずかしくなります。そのダメージはEDにとどまらず、やがて心臓発作や脳梗塞へと進行していくのです。
塩分の多い食事や喫煙もまた、内皮細胞の機能を低下させてしまいます。
プラントベース＆ホールフードで構成された「オイルを含まないきわめて低塩の食事」が、心臓発作や脳梗塞、腎不全などのトラブルを防ぐのに役立つことは周知のとおりですが、これは究極のED対策でもあるのです。
現在EDのトラブルを抱えている人でも、食習慣を変えるだけで、この問題は完全に解決します。
「プラントベースの食事」と聞いただけで、「冗談じゃない。おれはウサギじゃないんだ」と反論する男性がかなりいますが、動物性食品や油を含む食事は、EDの有力な犯人だということも忘れないでください。
それから、これをご覧くださった女性のみなさん、このことをぜひご主人やパートナーに教えてあげてください。お願いします。
https://www.nhk.jp/…/blog/bl/pzvl7wDPqn/bp/povZ5VNnGo/
