【 舌を見れば健康状態が分る!?】幸せの扉著
〜舌は体と密接に繋がっていて、健康状態が一目で分かる8つのサイン〜
h腎臓、肝臓、肺、膵臓、心臓などの病気を予防するために‼️
お医者さんに診てもらうさいに、まず最初に口腔内の状態を確認するため、口を開けるように言われますよね。意外に思われるかもしれませんが、あれは舌の状態を中心に診ていたんです。
当然のことながら顔が人それぞれ違うように舌も大きさや形が人によって異なります。しかし、健康状態を示すサインとして舌は重要な診断指標になります。健康な状態だけでなく、体のある臓器に問題がある場合など、舌のある部分に異変が生じます。
例えば上図にありますように、舌の後ろは膀胱と腎臓の状態を反映し、先端は心臓、中央は脾臓、両側面は肝臓となっています。ということで今回は舌で健康状態を診断するための指標をまとめてみました。
【健康状態が一目で分る舌診断!】
★舌の簡単診断ポイント
舌は特定の器官機能、特に消化器系の健康状態を明らかにしてくれます。舌は肉質の塊であり、人の顔が人それぞれ違うように舌も質感および形状が異なります。かなり個性が強くでるので、同じような形、色、質感に見えても、よく見ると大きく異なります。
『赤い舌』
熱があったり、疲れが溜まっているとき、または加齢による体液不足が起こると、舌は全体的に強く赤みをおびます。また、血液中の水分が減少していたり、ビタミンが不足を示しているサインでもあります。
『白い舌』
鉄分が不足し、貧血を引き起こす可能性が高まると舌が白くなります。体が冷えてる状態で余分な水分が停滞することで舌が白っぽくなります。
注意していただきたいのは、舌の裏側や頬の内側から白い場合で、「口腔白板症」という病気の可能性があります。そのまま放置してしまうと、ガンを引き起こす危険性があります。
『紫や青い舌』
舌が紫や青みが出ていたり黒っぽい暗い色になっている場合は、血流の状態が良くありません。コーヒーやタバコによって着色しまうケースもあり、その場合はクリーニングで落とせますが、口腔がんリスクを高めてしまう危険性があります
『凸凹している舌』
舌が炎症を起こしてデコボコしている場合は再生能力の低下、もしくは、栄養不良であることを示すサインの可能性が高いです。特に問題がなければ数日で消えますが、長期間にわたって改善されない場合は口腔がんの可能性があるので、専門医を受診してください。
『(1)裂紋舌(れつもんぜつ)』
裂紋舌(れつもんぜつ)は、体内の水分が不足していたり、消化器系の機能が悪化している場合、舌に亀裂が生じます。強い痛みが生じる場合もありますので、症状が悪化するまえに受診しましょう。
『(2)赤色平滑舌(せきしょくへいかつぜつ)』
赤色平滑舌(せきしょくへいかつぜつ)は、舌の表面にある舌乳頭が委縮してしまったことにより、舌の表面がツルツルになった状態です。舌全体が赤くなるのも赤色平滑舌の特徴です。鉄分やビタミン不足、または唾液の分泌量が減少したことで口の中の乾燥が原因とされています。
『(3)黄苔舌(おうたいぜつ)』
黄苔舌(おうたいぜつ)は、ウイルスや細菌に感染したり、急な冷え込みなどの環境変化についていけないため、体調不良を起こしていることを示すサインです。自覚症状として頭痛、喉の痛み、胸焼け、口臭などがあげられます。
『(4)舌痛症(せっつうしょう)』
舌痛症(せっつうしょう)は、その名の通り舌に痛みや、しびれが生じる病気です。舌痛症は心の問題と体の症状が深く関わる心身症の一つとされていて、更年期障害やストレスが原因で生じやすく、閉経後の女性に多いとされています。
『(5)厚白苔舌(こうはくたいぜつ)』
エアコンにより、体の表面が冷えた状態であるにもかかわらず、体の中は熱がこもってしまう夏の湿熱症に生じやすいとされています。風邪をこじらせ、咳と痰の症状がひどくなったときや、自律神経のバランスが乱れたことによる不眠症や不安神経症などの疾患でよく見られます。
『(6)紅絳舌(深紅舌)(こうこうぜつ) 』
紅絳舌(深紅舌)(こうこうぜつ) は、紅舌よりもさらに赤みが強い状態にあり、深紅舌とも呼ばれています。肝炎や感染症などの症状がさらに悪化した場合に生じやすく、さらに放置してしまうと、脳に障害が生じる危険性があるので、速やかに受診してください。
『(7)黒毛舌(こくもうぜつ) 』
黒毛舌(こくもうぜつ) は、その名の通り、舌が毛が生えているかのように黒っぽい状態で、一般的には内服や口腔薬の抗生物質や副腎皮質ホルモン剤の使用中に発症し、大抵は抗生剤を飲むのをやめれば自然と治ります。
『(8)青紫裂紋舌(れつもんぜつ) 』
舌が青紫色で苔が薄く乾燥し、いくつも亀裂が入った状態です。舌を動かすたびに痛みが生じやすく、青紫裂紋舌は強いストレスに長期間さらされたことによって生じるケースが多く、新陳代謝機能が衰え、頭痛、めまい、イライラ、肩こり、生理不順、不眠症を引き起こしやすい状態にあります。
【出典】 theWHOot
【画像】 Pinterest
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【動画】 近畿大学
「体操で誤嚥予防、お食事前の3分間嚥下体操」
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