【父が娘に語る経済の話】ヤニス・バルファスキ著
〜経済の話なのに異様に面白い〜長文
★ 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話
★ 読み終えた瞬間、世界が180度変わって見える!
★ 世界的ベストセラー!25ヶ国で続々刊行中!
プロローグ 【経済学の解説書とは正反対の経済の本】
第1章 【なぜ、こんなに『格差』があるのか?】〜答えは1万年以上前にさかのぼる
22 なぜ、アボリジニがイギリスを新略しなかったのか?
24 かって、市場はあっても経済はなかった!
26 『言語』と『余剰』の二度の大きな飛躍〜このとき、経済は生まれた!
29 文字〜それは余剰を記録するためのものだった!➡︎ 農民が穀物を共同で倉庫に預ける時に記録するために文字が生まれた!
30 債務、通貨、国家〜『仮想通貨』は1万年以上前から存在している➡︎ 12000年前に農業革命が起きて最初の余剰が生まれて、仮想通貨が生まれた!
32 官僚、軍隊、宗教〜支配者が支配するために必要なもの
40 地域内格差〜金持ちは100万ドルを簡単に稼げる
42 『当たり前』に疑問を持ち続ける〜格差はどこからはじまった?➡︎ 聖職者とその役割について話したが、支配者が余剰を独り占めしても許されるような考え方が植えつけられたが、金持ちも貧乏人も、そんな考え方が当たり前だと思うようになった!
● 人間は、自分が何かを持っていると、それが当然の権利だと思ってしまう!
● 赤ちゃんはみんな裸で生まれてくる。高価なベビー服を着せられる赤ちゃんがいる一方で、お腹を空かせ、すべてを奪われ、惨めに生きるしかない赤ちゃんもいる。それは赤ちゃんのせいではなく、社会のせいだ!
● 君には、いまの怒りをそのまま持ち続けてほしい。でも、賢く、政略的に怒り続けてほしい。
第2章 【市場社会の誕生】〜いくらで売れるのか?それがすべて
47 『高ければ高いほど売りたくなる』わけではない
68 偉大なる矛盾〜凄まじい富と凄まじい貧困が生まれた!
70 世界はカネで動いている
第3章 【『利益』と『借金』のウエデイングマーチ】〜すべての富が借金から生まれる世界
74 悪魔が考えた『地獄』より残酷なこと
77 大転換〜生産とカネの流れが逆転した!
第4章 【『金融』の黒魔術】〜こうしてお金は生まれて消える!
91 起業家はタイムトラベラー〜未来から無限の交換価値をつかみとる
96 金融危機〜そこにはやはり『落とし穴』がある
110 金持ちは政府を煙たがりつつ庇護を求める〜矛盾に終わりはない
第5章 【世にも奇妙な『労働力』と『マネー』の世界】〜悪魔が潜むふたつの市場
120 失業を『否定』する人たち
129 悪魔が潜む場所〜『マネーマーケット』とは何か?
136 悪魔は『人間らしさ』そのもの
第6章 【恐るべき『機械』の呪い】〜自動化するほど苦しくなる矛盾
141 『機械がすべてを解決する』という夢
154 未来の見方を左右する問い〜自ら変革を起こす機械は現れるのか?
第7章 【誰にも管理されない『新しいお金』】〜収容所のタバコとビットコインのファンタジー
176 『タバコ』を買う〜通貨になるものの3つの条件
184 『終わりの予感』が経済を崩壊させる
188 誰もが良貨を貯め込み、悪貨を使う〜そうして、悪貨は良貨を駆逐する
191 無から利益を生み出す世界〜塀の中と外の違い
195 ビットコイン〜『一通のメール』がもたらした衝撃
196 『仮想通貨』と商人の目論見
198 上限問題〜仮想通貨はなぜ危機にぶつかるのか?
201 父が教えてくれたこと
第8章 【人は地球の『ウイルス』か?】〜宿主を破壊する市場のシステム
206 なぜ、市場社会は『破壊』を歓迎するのか〜破壊は交換価値を生み出す!
212 金持ちと庶民のふたつの答え
218 未来のすべてを決める対決〜『すべてを民主化しろ』vs『すべてを商品化しろ』
エピローグ 【進む方向を見つける『思考実験』】
228 満足なブタより不満なソクラテス〜欲を満たすだけでは幸せを得られない!
224 イデオロギー〜信じさせる者が支配する
■ 世界中で大絶賛されている『父が娘に語る経済の話】247頁1,500円の重い本ですが、ヤニス・バルファキス先生が15歳のお嬢さんに向けて書かれた素晴らしい経済の本で、世界の25か国でベストセラーになることがよくわかります‼️