【死生観の時代】渡辺利夫著
〜超高齢社会をどう生きるか〜
※『あるがまま』に生きよ!晩節の知識人が考える、本当に幸せな老い方とは!
※ 還暦を機に人間ドックを止めました!
※ 『生の中に病があり、病の中に生がある!』痛い、苦しい時以外は病院には近づかない!
はじめに・・・人間は『不安の器』である!
第1章 【なぜ『死生観の時代』か】
20 長寿社会は『長呪』社会か
22 日本は高齢者の自殺率と犯罪率の高い国である
30 現代の医学・医療はどこまで信頼できるのか
第2章 【死の観念を希釈化させて幸福に生きられるか】
45 延命治療の残酷
47 健康の中に不安があり、不安の中に健康がある
51 抗がん剤投与に有効性はない
54 早期発見・早期治療にはなんの意味もない
57 患者よ、ガンと闘うな!
第3章 【ガン検診の無効性を実証する研究のさまざま】
66 ステージ別に見た肺ガン検診の有効性
70 検診群と放置群に有意差がないのはなぜか
73 ガンは過剰診断されている
第4章 【ガン検診の『大罪』】
88 人間ドックの異常性
91 ここまでやるのか医療機関
第5章 【医療はすでに限界がきている】
100 ガン検診が国民を追いつめている
103 検診を受けても死ぬ人は死ぬ
114 老人病のことを成人病、生活習慣病などというなかれ
第6章 【医学の発達が死亡率を減少させたわけではない!】
120 何が死亡率を減少させたのか
第7章 【あるがままの思想(Ⅰ)】
132 精神も肉体も同様です
135 森田正馬の死生観
140 心は万鏡にしたがって転じる
142 自然に服従し、境遇に従順であれ
第8章 【あるがままの思想(Ⅱ)】
150 鈴木大拙の考え方
153 神経症とは病覚に囚われた状態である
159 恐怖感動をどう受け止めるか
165 神経症からの脱出の唯一の道は『仕事』である
第9章 【人間の幸福は仕事の中にある】
177 人間の本性は働くようにできているーヒルティの幸福論
180 すべては移り変わり、すべては過ぎ去る
182 人間は『個』として生きていくことはできない
第10章 【医療の社会的役割は終わった!】
188 尊厳死は定義できるか
192 ガン検診脅迫神経症
194 治るものは治るし、治らないものは治らない
197 ガンとは『己』そのものの変化である
200 延命治療という過酷
217 今という瞬間を精一杯、生きようではないか
■ 上記は渡辺利夫博士が書かれた【死生観】ですが、私も一日一生の毎日を過ごしたいので、毎日【死生観】を意識して生きています