【人を育てる道】神渡良平著
〜伝説の教師徳永康起の生き方〜拡散希望先生・親・人の上に立っ人へ
『教え子みな師なり』を信条に子どもたちの教育に身を捧げ尽くした不出世の教育者!!
子どもたちの魂に点火する教育の真髄!
★この書は私たちに必要とされていることは何かを、気づかせてくれます。そして何よりもわが国に地下水脈のように流れている文化の特質が何かであるか教えてくれます!
『推薦文』〜汗を流して具体的に行動するーこれこそ教育の原点です。(イエローハット創業者 鍵山秀三郎)➡︎徳永先生は、“寒室寒坐”し、“鉄筆の聖者”と称えられたほどに努力されたから、教え子たちが感化され、それぞれの人生が花開いていった!
第1章【熊本の山奥の分校】
1 人の悲しみを知っている先生➡︎スケールのでかさは千万人に一人!
※親の祈りの心、察知する子どもの心。
2 熊本県と宮崎県の県境独立守備隊長➡︎“炭焼きの子”として馬鹿されて!昼の弁当を抜いて生徒と過ごす。
3 子どもを卑屈にしない配慮➡︎のちに作家となった石牟礼道子さんを教える。同僚の教師たちが受けた感化。
第2章【徳永宗起さんの救世軍での更生教育活動】
1 なぜ、徳永康起先生は無私の教育に打ち込めたのか?➡︎挫折、求道、そして上京。肺結核にかかり、生死の境をさ迷う。
2 宗起さんの転機となった少年保護事業所➡︎私は掃除夫、妻は炊事係と割り切った。
3 もしイエスさまが教師だったら➡︎涙ながらの悔い改め。規則が人を変えるのではない。人を変えるのは“愛”だけだ!
第3章【子どもと日々触れ合いたい】
1 合志義塾での少年時代➡︎兄の跡を追って教育者を目指す。
2 自ら平教員への降格を願い出る➡︎法然も驚いた仏教界に巣食っている立身出世主義。子どもの心に火を点す教育。
3 生徒たちの期待を集めた学級編成➡︎日記によって始まった先生と子どもたちの“いのちの呼応”。便所磨きは徳永学級の得意技。
4 子どもたちこそわが師➡︎重要なところは教科書に赤丸をつけた。
5 真民さんがいう“いのちの根源”➡︎教え子たちを堅固に結びつけた二ユースレター。生きとし生けるものの“いのちの根源”。父を思い、母を慕う詩。人知れず深い父の祈り。
第4章【日記が育てた生徒との絆】
1 生徒たちの心の支えになった恩師➡︎
2 日記はいのちを選ぶコウノトリだ➡︎
3 通い合う師弟の“いのち”➡︎師弟の心を通わせる鍵は『日記』だ。生徒の美点を探し出して称えた。
4 突然襲った次男の死➡︎
第5章【思い出は美しい詩となった】
1 傷心の少女の八つ当たり➡︎支え合い、助け合い、喜び合う仲間たち。
2 何か、ご恩返しせずにおられない➡︎言葉ほど大事なものはない!
第6章【記念文集が見せた教師と教え子の絆】
1 学級記念文集『ごぼく』1号が発行される➡︎
2 卒業十周年記念文集『ごぼく』3号発刊!➡︎
第7章【卒業十五周年記念文集が巻き起こした反響】
1 卒業十五周年記念文集発刊への胎動➡︎『最近、こんなに感動をもって読んだ本はありません』と。目を見開いた教師たち!教育者だけが味わえる醍醐味!
2 卒業十五周年記念文集が巻き起こした反響➡︎
3 実践に優る教育はない➡︎実践の事実が持っている説得力!私たちの国は大切なものを見失ったのではないか。音を立てて、教育の崩壊が始まった!
4 教育の崩壊から日本を救う道➡︎
第8章【国民教育者の友 森信三先生】
1 森信三先生の学問の系譜➡︎
2 『修身教授録』が出版される➡︎
3 真理は現実のただ中にあり!➡︎逆境は神の恩寵的試練である。
4 実践人の研修会の魅力➡︎
5 坂村真民さんを励まして➡︎真民さんの詩集を古本屋で見つけた森先生。宇宙のリズムから生まれたような詩!
6 教育界の“国宝”東井義雄先生➡︎東井先生の足の裏を揉む。家内の足の裏は熊の足の裏のようでした!
詩『尊いのは足の裏である』
第9章【康起菩薩、天国に還る】
1 教え子たちが主催した恩師の『謝恩退職祝賀会』➡︎GHQの無理難題を諫めた宗起村長!
2 徳永先生の体験談が生かされる➡︎たいまつに火をつけるには線香の火ではだめです!父母は私たちのいのちの根源です!晩年を襲った病魔もこれまた“天意”
3 ついに迎えた康起菩薩の葬儀➡︎
4 天空への飛翔➡︎心を許した親友の観察。阿蘇に立つ火柱。
■ 上記は、私が大尊敬している神渡良平先生が書かれた【人を育てる道】325頁1,600円の本ですが、伝説の教師と言われた徳永康起先生の生き方、教育者として素晴らしい功績を残されたすべてが書かれていました
人の上に立つ人、子育て中の人、教育者のすべての人に読んで頂きたい本でした