食糧危機【私たちにできる100のこと】 井出留美著 保存用拡散希望
1 すぐ食べるなら店頭では手前に置いてある賞味期限・消費期限の近づいた値引き商品から買う!
2 お腹が空いたままで買い物に行かない(空腹時にはそうでない時より64%無駄買い金額が増えるデータが)
3 買い物に行く前に冷蔵庫や食品庫を見てから行く。
4 簡単な買い物リストを作って買い物に行く。
5 『期間・数量限定』『1個300円、2個買うと500円』『もう一個買うとお得』はほどほどに!
6 キャベツや白菜は丸ごと使い切る自信がなければ2分の1個や4分の1個、カット野菜などを活用を!
7 食べられないと思っていた部分(皮、葉、茎など)も無理のない程度に試しに食べてみる。
8 バナナは茶色いシュガースポットがある方が甘みは香り、栄養価があるのでそちらを選ぶ!
9 家の食品庫や冷蔵庫は消費期限・賞味期限が近づいている物を手前に、見えるように置く!
10 卵の賞味期限は『夏に生で食べる』前提で2週間。過ぎても加熱調理して食べきる。
11 最も廃棄の多い食品群の一つであるパンは、売切ごめんの店や完全予約制など、捨てない努力をしている店で買う。
12 余りがちな調味料は固定概念を覆して(ナンプラーは味噌汁や冷奴、ナムルの素に使うなど)使い切る。
13 計り売りの食品店や日用品店がある場合、そこで買う(容器を過剰に使わずに済む)
14 持参の容器に入れてくれる豆腐屋やパン屋、飲食店で買う(食品トレーを使わずに済む)
15 道の駅や農産物直売所など、生産者から直接買うことのできる場所で買う。
16 環境配慮や食品ロス削減に熱心な企業や店の製品を選んで買う。
17 目利きの人がいる個人商店で買う(お茶や海苔はお茶せんもんてん、米は米穀店、豆腐は豆腐屋)
18 コーヒー豆やチョコレートはフェアトレードを選ぶ(児童労働や生産者搾取をしていない)
19 古くなったお茶は煎じてほうじ茶に、時間の経った海苔はあぶり、湿気たシリアルは煎る。
20 できる範囲で、住んでいる近くで作られた食べ物を買う。
21 『買い物は投票』。未来に残したいお店や商品を選んで買う。
22 買い物は、お金を払ったら喜んでくれる、顔の見える関係性のお店で買う。
23 MSC認定(海の環境保全を守って捕った水産物)/ASC認証(養殖版の水産物のエコラベル)の水産物を選んで買う。
24 冷蔵庫や食品庫にある物で献立を考える(足りないものだけ買うようにする)
25 冷蔵庫は入れる量を全体の70%に収める(どの棚も奥が見えるくらいに収める)
26 野菜は市販の野菜保存袋に入れたり、干したり、新聞紙をうまく使ったりすると日持ちが長くなる。
27 賞味期限はおいしさの目安なので過ぎていてもすぐに捨てず、五感で判断して食べきる。
28 ローリングストック法で、普段食べ慣れているものを使っては買い足す備蓄をする(非常袋に入れっぱなしにするのではなく、普段から食べ慣れている食品を、こまめに使っては、なくなった分だけ買い足していく方法。賞味期限が意識にのぼり無駄にしなくなる)
29 ペットボトルミネラルウオーターの賞味期限は内容量が担保できる期限だから過ぎても使う。
30 残った料理は別のものに変身させたり、ちょっと多めに作って翌日のご飯にしたりする。
31 玉ねぎの皮や野菜の硬い部分などは捨てずに冷凍庫などにためておいてベジブロス(洋風の野菜だし)にする。
32 自治体の助成金を申請して家庭用生ゴミ処理器を、割引で購入して使う(日本全国の自治体のうち、60%以上が、一般市民向けの家庭用生ゴミ処理機助成金制度を導入)
33 はかるだけダイエットは体だけでなく食品にも使える。食品ゴミを測る習慣でゴミは減る!
34 コーヒーカスやベジブロスの残りかす、生ゴミ処理機の残りはコンポスト(堆肥)にする。
35 牛肉はとっておきの時に食べる(牛肉を食べる回数を今より少なくする)
36 食品トレーや牛乳パック、段ボールなどは居住地やスーパーなどのリサイクルに出す。
37 外で飲み物を買う代わりにお気に入りの飲み物を入れたマイボトルを持ち歩く。
38 マイバックや、無理のない範囲でドギーバック・マイ箸・マイストローなどを持ち歩く。
39 プラスチックのマイバックを使う代わりに家にある風呂敷や頂き物のバックを使う。
40 ペットボトルを買う代わりに炭酸水メーカーを買って家で好みの炭酸の強さにする。
41 野菜や果物のスムージーを作って、半端に余った野菜や果物や豆腐はその中に投入する。
42 外食は、お金を払ったら喜んでくれる、顔のわかる関係性の店を選ぶ((なじみの店を作る)
43 規格外の肉や魚、野菜や果物などを捨てずに活用している飲食店や食品企業を選ぶ。
44 外食は、最初に一気に注文して食べ残すのではなく、客が注文してから出す店を選ぶ。
45 回転寿司は、コンベヤーに多くのせている店よりも、客が注文してから出す店を選ぶ。
46 飲食店は、量を調整してくれたり持ち帰りさせてくれたり、無駄を減らす努力をしている店を選ぶ。
47 少食の人は、外食で注文したとき、ご飯の量やおかずの盛り方を少なくしてもらう。
48 コース料理は食べきれる量にし、立食パーティーの場合は参加人数の7がけくらいの量にする。
49 宴会では『30・10(さんまるいちまる)運動』を呼びかける。
50 冠婚葬祭で頂いた食品は、使わないものはフードドライブで寄付して活用してもらう。
51 余っている食品をフードバンクやおやつおやつクラブに寄付して活用してもらう。
52 食品ロス削減のアプリ『TABETE』や『K u r a d a s h i』サイトなどで余剰食品を安価で買う。
53 旅行では宿泊先にある予め食事量を確認、要望を伝える/素泊まりにして好きな店で食べる。
54 食べきれる量を出す宿泊先を選ぶ。少食の人向けには食事量を減らして、その分値段を安くしている宿を選ぶ。
55 エコホテルなど、環境配慮の宿を選び、連泊する場合はシーツの替えは無しにする。
56 医療関係従事者など使い捨てが必須ではない場合、マスクは洗って何度も使えるものを使う。
57 お湯を沸かす時間がある場合は、電気ポットで保温しっぱなしにしない。
58 お風呂の湯量は設定を少なめにし。ふたをしめて温度を保つ。
59 お風呂の残り湯は衛生面に気をつけて洗濯や植物の水やり、掃除、打ち水などに活用する。
60 シャワーは流しっぱなしにせず、こまめに止める。
61 洗濯機で洗濯する量が少ない場合、まとめてやるようにする(手洗いなら入浴のついでに)
62 トイレの水を流すときは大小使い分け、使える残り水があるならタンクに入れて活用する。
63 歯磨きやうがいをするときは水を流しっぱなしにせず、蛇口の水をとめる。
64 日用品や食料品を買うとき、詰め替え用があれば、それを買う。
65 歯磨きはマイクロプラスチック(ビーズ)を使っていないものやフッ素不使用のものに、もしくは重曹とココナッツオイルで手作りにチャレンジしてみる。
66 食器洗い洗浄機があれば活用する(手洗いするより水が節約できる)
67 食器を洗うスポンジはプラスチックではない物にする(マイクロプラスチックを出さない)
68 米のとぎ汁は植物の水やりや、竹の子のゆで汁、掃除などに活用する。
69 猛暑の夏の間はエアコンをいちいち切らずにつけっぱなしにする(つける時に最も電力を消費するため)
70 エアコンは自動清掃機能のものにするか、フイルターをこまめに掃除する。
71 冷房の温度は28度に設定し、冷やしすぎないようにし、エアコンの空気を扇風機で送る。
72 暖房の温度は20度に設定し暖め過ぎないようにし、足元や寝るときに湯たんぽを使う。
73 自然エネルギーを提供してくれるハチドリ電力などの電力会社に切り替える(オンラインでの切り替え申し込み作業は数分)
74 白熱電球をLEDに換える。
75 電池は充電できるものを使う。
76 冷蔵庫の温度設定を季節によって変える。
77 蛍光灯を使う時間を少し減らす。
78 掃除はお手頃価格で買うことのできる重曹を使うと、いろんなな場所に使えて便利。
79 ホウキやはたき、雑巾などを使えて掃除する。
80 使い古した歯ブラシは網目状のものや細かいところを掃除するのに使う。
81 公共交通機関が普及している地域に住んでいる場合、自家用車はなくてもOK。
82 カーシュアリングを利用する。
83 時間的余裕がある場合、車より自転車、飛行機より電車やバスを選んでみる。
84 衣料品はパタゴニアなど資源を有効活用する姿勢のブランドや店で選び、長く使う(パタゴニアの企業理念は『地球を救うためにビジネスを営む)。
1993年からペットボトルをリサイクルしてポリエステルを製造し始め、現在、製品ラインの72%でリサイクル素材を採用。コットンの100%が有機農法、使用済みのパタゴニア製品には付加価値をつけて蘇らせるアップサイクルや、気候変動を阻止するため、リジェネラチブ・オーガニック農法にも取り組んでいる)
85 着なくなった衣類は古物販売やリサイクルに出したり、雑巾にしたりして使い尽くす。
86 名刺にFSC森林認証(森林管理の環境・社会・経済的影響を考慮した国際基準を満たしている)の紙やバナナペーパーや廃棄カーネーションや折り鶴再生紙を活用する。
87 SGD sバッチは金属製の代わりに間伐材で作ったものを使う。
88 社会課題テーマの映画を観る(2017年公開の『コンビニの秘密』や、ユナイテッドピープルが配給している映画『0円キッチン』、2020年8月公開のドキュメンタリー映画『もったいないキッチン』、2020年11月公開の『プラスチックの海』など。
89 アップサイクル(不要な物を捨てずに付加価値をつけて別の物に生まれ変わらせる)を活用する。
90 骨董品や小道具店、中古の家具店やリーズナブルな値段の家具などを選ぶ。
91 売れなくなった空き家をシエアハウスに改築して家賃収入を得る(筆者の実家、二階建ての一戸建ては空き家になったので、シエアハウスにし、一人暮らしの母の家賃収入に充てている)
92 新築の家は木造に(鉄筋コンクリートや鉄骨プレハブより二酸化炭素の排出量が少ない)
93 気に入った器が欠けてしましたときは金継ぎしてもらうか、金継ぎキットを購入して金継ぎする。ハゲてしまった漆器は塗り直してもらう。
94 太陽光で充電する、折りたたみ式やモバイルバッテリーを使う(発電量は小さいが、マンションやアパート暮らしでも使え、災害時にも便利)
95 気候変動や環境配慮、食品ロスのことを書籍やセミナー、オンライン基準などで学ぶ。
96 昆虫食や代替肉(クリーンミート)にチャレンジする。
97 選挙では気候変動や地球環境を真摯に考えている候補者に1票を投じる。
98 メモには裏紙を使い、不要な封筒は古紙にリサイクルに出すとき、まとめるのに使う。
99 新品の本を買うのに並行して、古本を売買したり、図書館を活用する。
100 庭やベランダに植物や野菜を植える!
毎日の小さな生活習慣で食糧危機を、環境を守りたいですね♪♪♪