【がんと癌は違います!】山本健人医学博士著
〜知っているようで知らない医学の言葉55〜
人生100年時代に必須の医学知識が身につく!
第1章【実は医師が使わない言葉】
16 意識不明〜『意識を失っているか否か』だけでは不十分➡︎
21 重体〜重体・重症・重傷はどう違う?➡︎
29 危篤〜『生命の危うい状況』はどう伝えるのがいいのか➡︎
33 ショック症状〜心理的な衝撃とは全く関係なし➡︎
36 心臓麻痺〜漫画や小説ではたくさん死んでいるけれど➡︎
43 御臨終〜死亡確認は挨拶ではなく重要な医療行為➡︎
46 脱水症状〜水分が不足すると体では何が起きているか➡︎喉が渇く、全身の倦怠感、めまいや頭痛が!
49 ばい菌・雑菌・菌〜『除菌』『殺菌』はウイルスには効かない?➡︎厚生労働省は、『除菌』を、『菌やウイルスの数を減らすこと』と表現し、全ての菌やウイルスに効果があるわけではありません!
54 コロナ〜新型?旧型?病名?ウイルス?➡︎
★58 末期ガン〜『ステージⅣ』は末期がんではない➡︎『末期がん』という言葉は、正確な医学用語ではありません。患者さんに対して使うといたずらに不安を煽ったり、絶望させてしまう強い意味を持つ言葉です。
61 新型コロナが治ったことは検査では証明できない➡︎
第2章【間違いやすい医学用語】
66 貧血〜立ちくらみは『貧血を起こした』から?➡︎
★69 リンパ腺〜『腺』とは何かを分泌する臓器➡︎実は『リンパ腺』は誤りで、正確には『リンパ節』です。リンパ節は何かを『分泌』する臓器ではありません。リンパ管が線路なら、リンパ節は駅のようなものです。
★75 がんと癌〜医学的には全く意味が違う➡︎平仮名の『がん』は、あらゆる悪性腫瘍の総称です。
◉がんには『上皮性』と『非上皮性』タイプがあり、上皮性の細胞にガン化したものだけを【がん】と漢字で書くのがルールです!
83 低酸素脳症〜酸素が足りなくなる『原因』はいろいろ➡︎
89 先進医療〜最先端だからよく効くとは限らない➡︎
96 ヘルペス〜人生に大きく関わるヘルペスウイルス➡︎
第3章【あだ名で呼ばれている病気】
113 蓄膿〜『鼻』とは全く関係ない言葉なのに➡︎
121 医療従事者は左右をよく間違える➡︎
第4章【分かりにくい医者の言葉】
130 ステージ〜決め方・段階はガンの種類によって全く違う➡︎
132 治る〜患者さんからの『治りますか?』に答えるのは難しい➡︎
153 死因〜全ての死因は『心不全』『呼吸不全』?➡︎
第5章【医療ドラマに出てくる医学用語】
第6章【著名人の不思議な病名】
209 突発性虚血心不全〜存在しない病名から推測する➡︎
211 大動脈剥離〜大動脈が裂ける仕組みから推測する➡︎
219 多臓器不全〜正解な病名だが何の病気か分からない➡︎
第7章【健康に関わる身近な言葉】
235 胃腸にやさしい〜『胃腸に良い』を医学的に定義してみる➡︎
■ 上記は、医学博士の山本健人先生が書かれた【がんと癌は違います】860円の本ですが、一般的に使われている医学用語は、間違って使われているかも・・・