【ひとりの覚悟】山折哲雄宗教学者著
〜人生の幕引きは自分で決める〜
87歳を迎えた宗教学者による、安楽死解禁、断食死ー『晩節を全う』宣言!
序章 緊急提言 【いまこそ『死の規制緩和』を】
★ 2016年末、私は不整脈が悪化し血栓が脳に飛んで、軽い脳梗塞を発症し、死を考え、消極的安楽死(いわゆる尊厳死)や薬の投与等による安楽死(積極的安楽死)を真剣に考えた!
★ 1950年は現役世代が12人で高齢者を一人を支えていたが、2017年には2・2人で一人の高齢者を支えていて、2065年には1・3人で一人の高齢者を支える時代になる!
★ 75歳以上の後期高齢者になったら、人生の成熟期と見て、常に死を想定して生きることが大切です!
16 【緊急提言】
❶ 90歳以上の『安楽死』を解禁すること
❷ 『死の定義』を変えること
❸ 参議院を廃止し、『老議院』を創設すること
第1章 【告知の文化、気配の文化】
40 医師の告知に踊らされるな
43 どこからが人の死か〜臓器移植の問題
46 延命治癒と『家族』のゆらぎ
49 死のイメージトレーニング
56 人間がAIロボットを殺す日
58 医師が為すべき最後の仕事とは
60 求められるのは人間的な治癒
第2章 【未知なる死への向き合い方】
64 人間を知るために不可欠なものとは〜人生100年時代、手放しで喜べるような時代ではありません!
※ 『生』と『死』の間に、長い『老』と『病』がるので、いま一度『死に向き合う』『死を正面から考える』という心の余裕を回復させなければならない!
75 宗教教育不在の問題
78 日本人は無宗教ではない!
80 『天の声』を聞く心を持たなくなった近代人〜『殺すな』『盗むな』『嘘をつくな』
※生命を大切にしよう! 他人と物を分かち合おう!真実を語ろう!
83 宗教的な言葉が権威を失っている!〜心の教育が必要で、『死を迎える覚悟』のようなものが教育に必要です!
86 『生』と『死』は同意語である
88 『穏やかに生き、死んでいく』のが私の理想です!
第3章 【人生100年時代とオキナの価値観」
92 他者理解と心の闇〜『人生100年時代』という輝かしいイメージの一方で『孤独死』『無縁社会』という言葉がクローズアップされている!
100 無縁社会、嘆きの声〜誰にも看取られず自宅で亡くなる『孤独死』
※ 家族の絆が切れ、親子の縁、兄弟の縁、夫婦の縁がおかしくなっている!
※『一病息災』とは、病気は、健康のために、よりよき生活を送るために必須の条件である!
第4章 【日本人と無常観】
133 死があって生がある
140 生理的な死と、社会的な死
145 魂は、万物に宿る
147 多神教的な感覚を持つ日本人
第5章 【私が『これからの世』について語るなら】
158 『和魂』の復活が現代日本の生き残り戦略
172 究極の高齢者介護は『魂の看取り』
179 生き恥をさらす、晩節を汚さない
181 わが家の終活は『三無主義』で〜葬式はしない!墓はつくらない!骨を残さない!
182 いまこそ『死の規制緩和』が必要だ!
185 私は断食死を選びたい
■3月28日に73歳になる私も、死を覚悟・ひとりを覚悟して準備する必要がありますね‼️
【一日一生の精神・心で生き切る】今日を楽しみましょうね‼️