【多死社会に備える】長岡美代著
〜介護の未来と最期の選択!〜
★孤独死と無縁仏が深刻化するなか、2035年には、約32万人増の166万人が死亡し、火葬場はふづかどう、看取りの場も一変し、救急医療はパンク寸前に陥る
『2025年問題』はもはや介護崩壊の“d序の口”に過ぎない
★団塊世代が80歳以上となる2035年には、要介護者は960万人、死者の数も年間166万人と推移されている。
第1部【介護の年表】
第1章【2020年 介護崩壊へのカウントダウン】
介護保険制度は、いまや11兆円のマーケットになった!➡︎介護サービスを利用する人は約487万人に。
野放しにされる民間施設の急増!➡︎
乱造される特別養護老人ホーム➡︎
人手不足で訪問介護も消滅の危機➡︎
第2章【2025年 介護施設の倒産・M &Mが加速】
団塊世代が“後期高齢者”に雪崩れ込む!➡︎
『介護医療院』で業界再編が進む➡︎
第3章【2030年 孤独死と無縁仏が深刻化】
★49 孤独死しやすいリスク要因➡︎2017年の大阪市内では、孤独死が1077人も!
※片方が認知症だと孤独死が多い。2030年には高齢者認知症が800万人になる!?
おひとりさまの支援に乗り出す自治体➡︎
終活情報を一元管理する横須賀市➡︎
第4章【2035年 ガン患者の死亡急増で救急医療がパンクする】
★60 国の『在宅死』データのまやかし➡︎死亡者の13%が在宅死?
『119番』後に蘇生を断る家族➡︎
心肺蘇生をの要否をルール化➡︎
第5章【2040年 介護現場でロボットとシニア人材が協働】
介護助手を担う高齢者が増加➡︎
ロボット介護士や自動運転の車椅子が登場➡︎
第2部【多死社会への備え方】
第1章【後悔しない『ひとり死』を実現する】
孤独死のリアル・孤独死を警察沙汰にしない➡︎
発覚しにくい突然死➡︎
頼りになる在宅医をどう探すか➡︎
★92“ぽっくり死”が理想とは限らない➡︎166000件が検死を。
第2章【『リビングウイル』の落とし穴】
延命治療への希望を託す『事前指示書』➡︎
□ 心臓マッサージなどの心肺蘇生
□ 人工呼吸器
□ 経鼻胃(経)官栄養による栄養補給
□ 胃ろうによる栄養補給
□ 点滴などによる水分補給
□ 痛みをとること
□ 延命治療は行わず、自然にゆだねる。
胃ろうが延命治療という大誤解➡︎胃ろうが必要なくなることも。
経官栄養への誤解が招く皮肉な事態➡︎
特定が難しい『終末期』➡︎
第3章【わが家での最期をはばむバイアス】
最期を迎えたい場所の希望と現実➡︎
“病院信仰”がもたらす弊害➡︎
『10の基本ケア』➡︎❶換気する❷床に足をつけて椅子に座る❸トイレに座る❹あたたかい食事をする❺家庭浴に入る❻座って会話をする❼町内にお出かけする❽夢中になれることをする❾ケア会議をする➓ターミナルケアをする。
第4章【ガンで死ぬなら自宅選べ】
自分らしい生活を叶える『在宅緩和ケア』➡︎
抗ガン剤治療の限界と“やめどき”➡︎
第5章【看取りルポ 自宅で最期を迎えるために必要なこと】
つくり出される“ガン看取り難民”➡︎
ガン治療の限界と未知の領域➡︎
自宅に戻る決意をさせた理由➡︎
■ 上記は、介護・医療ジャーナリストの長岡美代さんが書かれた【多死社会に備える】880円の本ですが、私たち夫婦はまもなく77歳75歳ですので、『死』について、お葬式について、孫子に残してはいけないことや、残すべきことを夫婦で、家族で話し合い、自宅で死ぬか病気で死ぬか『死に方』も話し合う家族ですよ