【医学部受験の闇とカネ】長澤潔志著
〜医学部受験の歪んだ実態〜
講師歴30年の医学部専門予備校代表が明かす医学部受験の歪んだ実態
親の欲目、無知、思い込みが子供たちをダメにする!
★本書は、単なるハウツー本ではありません。本当のことを知りたいと思っている、そして、本気でご自分のお子さんを『素晴らしい医者』にしたいと思っている人に読んでほしい、そんな一冊です!
第1章【並大抵のことでは乗り切れない医学部受験の高い壁】
12 医者がますます必要な時代なのに➡︎日本には国立42校、公立8校、私立31校で防医が1校あり、定員数は9,330人。受験倍率は平均でも14倍。私立医学部では平均20倍。
14 医学部は定員も少なく、かかる金額も高額➡︎センター試験では平均90%以上の点数が必要。5教科7項目すべてで満点近くが必要。
★医学部をストレートに卒業できたとして、国公立で平均350万円で済む学費が、私立医学部では寄附金を入れると3,000〜5,000万円かかる。
★予備校では、150〜400万円、多い場合は2,000万円も。
17 推薦枠の裏側➡︎2016年から、東京大学でも推薦入試がスタートした!当然、裏口入学者が増える
★レベルの低い人が推薦入学し、多額の寄附金が入り、レベルの低い人は、ついてこれず留年したり退学する!金持ちだけが救われる?
24 お金のない家庭の子供には道がないのか?➡︎わずかながら道はあるが・・偏差値70以上で狭き門だ!
26 一番の難関は偏差値65の壁➡︎慶應義塾大学は偏差値75。国公立医学部では最低70以上。
27 予備校生の多くは偏差値40以下➡︎40を60にするのは至難の業!
第2章【拝金主義と嘘で成り立つ医学部予備校】
30 予備校講師は大学院出の吹き溜まり➡︎大学院の卒業生の7割は行き場がない事実。博士課程にすすむ⁉︎
32 どこの予備校でも一流講師陣➡︎
36 予備校のうたう合格率を信じるな!➡︎
40 指名料までぼったくる予備校➡︎
46『一流講師陣』という触れ込みの裏にある実際➡︎
58 リスクを減らす予備校の選び方➡︎
第3章【親の欲目。無知、思い込みが子供たちをダメにする】
66 職業意識のない医者を生む間違った教育観➡︎
73 過保護が生み出す引きこもり➡︎予備校の1割くらいが引きこもりかも。
83 子供に必要なことは、職業観が持たせること➡︎
第4章【子供の成績が伸びるメカニズム、心が強くなる教育法】
92 成績いうものは、放物線を描いて上がっていくもの➡︎
95 一般入試では、お金で合格が買えるなんてあり得ない➡︎
111 勉学における正しい習慣、間違った習慣➡︎本を読むときには、声に出し、メモしすると記憶力が増す!漫画も否定しない。明るい場所。音楽もよし。
119 信じるべきは他人の評価よりも自分の評価➡︎
122 反論を許さない正論。それが子供を凍らせる➡︎
123 子供は、両親を社会の窓として育つもの➡︎
第5章【教師と親が持つべき教育論】
132 肩書至上主義は子供を追い詰める➡︎
136 自己実現が人生を華やかなものに変える➡︎
138 挫折は人を弱くするものでなく、逞しくする➡︎
141 医者である前に、人を育てる予備校を創りたい➡︎
第6章【できる教師の頭の中身】
156 教科書ではわからないマクロな視点が教師の質を決める➡︎
165 英語は読解力や理解力を高める総合教科だ➡︎
167 医学部が文系学部である理由➡︎
■ 上記は、長澤潔志先生が書かれた【医学部受験の闇とカネ】800円の本ですが、医学部では推薦入学が増え続けている事実。