【『幸せな90歳』を迎えるために家族に知って欲しいこと】諸岡真道医師
〜1,000人の最期を診た救急医が考える〜
★なぜ日本は年をとるほど不幸になるのか⁉️➡︎日本人は男性は9年間、女性は13年間、誰かのお世話になって生きている事実‼️
世界一不幸な高齢者ばかり・・・
★医者の仕事は病気の治療以外に、『お金がない』『家族がいない』『家がない』『行き場がない』『家族から、こっちが限界なので、もうこんな人の面倒は見られない』等々の声に対応することも医師に求められる‼️
序章【祖父の半生】
第1章【日本の高齢者は幸福度が低い】
42 どんどん増える『幸せになりにくい高齢者たち』➡︎今は28・9%が75歳以上の高齢者だが、2040年には35%以上が高齢者の国になる‼️
44 年をとるほど不幸せになる国:日本➡︎高齢者になる程、施設に入所している事実‼️
48 幸せと感じるための条件は3つ➡︎❶環境❷健康❸関係性
✴️環境〜◉先細る老後資金の不安 ◉テレビを見ているだけの生活 ◉住み慣れた自宅を離れ行動を制限される日々!
✴️健康〜◉ できないことが増えていく ◉増える病気とそれに伴う苦痛➡︎脳血管疾患で後遺症で苦しむ‼️
◉2人に1人が発症するガン!ご家族に大きな負担をかけてしまう認知症が4人に1人も‼️
★山本は、家族には延命治療は絶対にしないでと伝えている‼️食べられない・飲めないと苦痛が少なく穏やかに最期を迎えられると信じております‼️➡︎静脈点滴や胃瘻は絶対にお断り‼️お葬式の在り方も家族には伝えている‼️NPO法人も、一般社団法人も続けることもやめることもすべて自由と‼️
★山本は、家族には、子や孫に❶残すべきこと・もの ❷残してはいけないこと・ものを家族で話し合っている‼️
◉ヤングケアラーや老老介護、介護離職問題‼️
◉患者本人が望まない延命措置が施されている事実‼️
✴️関係性〜 家族や地域との絆を失い『ひとりぼっち』に‼️➡︎
第2章【医療は誰を救うべきか?高齢化が進むのに医療は問題だらけ】
78 助けるべきは誰なのか?どのように助けるべきか?医療者が抱える問題をみんなで考えたい‼️➡︎
84 送り先が見つからない〜救急医療を追い詰める『出口』問題➡︎
88 看護師不足は慢性的かつ致命的➡︎
✴️1年間1000万円超こえも 高額の薬をあらゆる人に投与は正しいのか?➡︎ガン治療の『オクシーボ』は年間3,500万円、白血病の薬『キムリア』は年間3,349万円、子供の難病脊髄背筋萎縮症のゾルゲンスは年間1億6,707万円‼️
★世界の人口の2%の日本人が、世界の薬の約40%も使っていて、世界一ガンも認知症も高血圧も糖尿病も心臓病も脳梗塞、うつ病などの心の病が増えている事実‼️
103 世界の医療は不平等➡︎
第3章【自分らしくどう生き抜くか】
112 治る可能性が低い重症コロナ患者に人工呼吸器を使うべきか?➡︎
115 老人ホームでケーキNG‼️お酒NG‼️なのはなぜか?➡︎
126 大事なのは終わりの時が来ることを冷静に受け入れる心の準備を➡︎
140 死の受容は生の充実によって実現できる➡︎
145 知っておきたい認知症と拘束の話➡︎
第4章【家族と一緒に『終わりよし』を準備する】
154 やり残したこと やってあげたかったことを減らしていこう➡︎
170 理想の最終段階はチームで実現しよう➡︎
第5章【つながりと安心を社会で作っていく】
185 高齢化と地域社会との結びつきを再構築する➡︎
188 高齢者にもう一度役割を担ってもらう➡︎
191 多くの人が望む『自宅での最期』の理想と現実➡︎
194 『自宅での最期』を実現するカギは訪問診療とお金、家族➡︎
■ 上記は、【『幸せな90歳』を迎えるために家族に知って欲しいこと】1,430円の本ですが、今度77歳になる私自身の問題として読ませて頂きました‼️
✴️最高の死に方を考え、最高の毎日を過ごしている山本敏幸です‼️