【1ヶ月で血液をキレイにする健康法】の解説1,332日目の遺言 球体健康法の創始者山本敏幸

【これ、食べていいの? ❷】マイケル・ポーラン著
〜草の牛は4年、今は14ヵ月で500Kgの牛に育てる〜

※遺伝子組み換えトウモロコシを飼料にして14ヵ月で500Kgにして出荷してハンバーグになる!

Part 1 大量の【工業食】ー主食はトウモロコシ
Chapter 1 アメリカを乗っ取るトウモロコシ
Chapter 2 農場
・1020年頃はアメリカでは農夫一人で12人の食料を作っていたが、現在のアメリカの農夫は一人で140人の食料を作っている。その殆どがトウモロコシと大豆だけ!
◉トウモロコシの種も大豆の種もフランケンシュタイン!(ハイブリッドの種GMO)
・以前は1エーカーに8000本のトウモロコシ、現在は1エーカーに30000本!

Chapter 3 農場から工場へ
・武器工場の爆弾から、化学肥料製造工場の化学肥料になった!
・殺虫剤は、戦争中は毒ガスから作られた!
・トウモロコシの価格の半分はアメリカ政府の補助金だ!

Chapter 4 穀物エレベーター
・トウモロコシの用途・・飼料に47%、輸出に19%燃料に24%、その他加工食品に6%、高果糖コーンシロップ。

Chapter 5 トウモロコシを【肉】にー飼育場
・昔は牧草を食べて肉牛になるのに4〜5年、今は、トウモロコシを食べさせて14ヶ月で500キロに育てる!

•トウモロコシに、牛脂、糖蜜と尿素で作った液体の飼料、液体ビタミン、抗生物質、トウモロコシの茎、更に、殺された牛のくず肉、フェザーミール(鶏の羽を粉にしたもの)、養鶏場から出た廃棄物(敷きわらや鶏糞、エサの残り)、魚や鶏や豚由来の肉骨粉が混ぜられている!
・牛は、歴史上、草しか食べたことがないので、トウモロコシ他は消化が難しいので、殆どの牛は病気だ!

Chapter 6 加工食品
・アメリカ人は、トウモロコシを与えている牛・豚・鶏・養殖魚等々で年間一人あたりトウモロコシを原料に平均1トン食べている!
•デンプンから糖へ……コーンスターチ→ブドウ糖ーグルコース→果糖→異性化糖→高果糖コーンシロップ
・コーンスターチからは数百の製品が作られていて、一部は『マルトデキストリン】のような多糖に変えられ、インスタントのプリンやグレイビーソース、更に発酵させて、エタノールやプラスチックにもなっている!
・レジスタントスターチは難消化性デンプンまで作られて、食べても栄養にならない、食べても消化されない、カロリーもない究極のダイエット食品までトウモロコシを原料に作られた!

Chapter 7 トウモロコシ肥満
・アメリカ人の5人に3人が太りすぎ、5人に1人が完全に肥満!
•高果糖コーンシロップで美味しく美味しくして食べさせるメーカー!
・アメリカ人の年間の甘味料は一人当り63Kgになっている!•WHO世界保健機関は年間25Kg以下と指導している!(日本人も砂糖類は年間約75Kg)

Chapter 8 雑食するヒトのジレンマ
Chapter 9 ファストフードでランチ

Part 2 流行のオーガニック
Chapter10 大規模オーガニック
Chapter11 もうひとつの大規模オーガニック

Part 3 持続可能な地産地消の食ーすべては草から
Chapter12 ポリフェイス農場
Chapter13 草
Chapter14 動物たち
Chapter15 作業小屋
Chapter16 マーケット
Chapter17 地産地消の食

Part 4 菜園と狩猟採集ー自分で調達して食べる!
Chapter18 森
Chapter19 肉を食べるということ
Chapter20 狩猟
Chapter21 採集
Chapter22 完璧な食事

■マイケル・ポーランさんは、トウモロコシ畑の現状、牛を飼育している現状、屠殺する現場、マクドナルドの材料の分析等々、私たちが毎日食べている牛肉・豚肉・鶏肉の育て方は知ってほしい本です!
※米国産牛肉はヨーロッパでは輸入禁止!
※ブラジル産鶏肉はアメリカでは輸入禁止知っていますか?